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確実に仕事を片付けていくための方法が最近海外で話題のLifeHacksだ。今回は株式会社はてなの事例を取り上げる。「それは実験中ですね」 インターネット上のさまざまな便利サービスを次々と生み出す「はてな社」を代官山に訪ねたとき、近藤社長が何度もそう口にするのが印象的だった。


会議のやり方、合宿、社内のコミュニケーション。社員が増えつつある今、近藤氏はさまざまな試行錯誤を重ね、自社にとって今、一番効果的なやり方を模索している。
「『普通〜でしょ』という人はベンチャーには向かないような気がします。普通じゃないことをやるのがベンチャーですから」

■ミーティングは全員起立で行う

はてな社では毎朝ミーティングが行われるが、そのやり方は「普通」ではない。まず、全員が立って行う。立って行うからこそなるべくミーティングを早く終わらせたい。だらだらと議論のための議論で時間を使うことがない。

■3つのパートに分けて進行

ミーティングは三つのパートに分かれる。
最初は全員が参加する「昨日起こったことで話しておいたことがいいことを話すミーティング」
次は「最近考えている、言いたい事を発表するミーティング」
最後は開発者がサービスの仕様等を議論する「開発者ミーティング」

最初の部分以外は各自が判断して自由に抜けてもいい。「自分が発言することがなければ参加しなくてもいいですよね」、近藤氏はそう説明してくれた。

■携帯で投票

ミーティング中は全員が携帯を持参している。携帯を使って社員同士が「投票」するためだ。ミーティング中に誰かが良いことを言ったと思ったら投票する。その投票結果はミーティング後にグラフになって社内に公開される。
これを見ながら社員は「最近投票されていないな」「今日はたくさん話したけど評価されなかったな」といったことを知る。質の高い発言を心がけよう、グラフを見ながらそう奮起する。

はてなアイデアや社内ミーティングで吸い上げられたアイデアは「あしか」と呼ばれるシステムで進捗を管理している。ただしシステムといっても複雑なグループウェアやスケジューラーではない。カップラーメンが入っていたダンボールを切り貼りして作った、四つに仕切られたトレイである。

それぞれ「すぐやる」「そのうちやる」「ペンディング」「終わった」とラベルがつけられており、あがってきたアイデアはその内容と、日付、担当を記した紙片となって「あしか」に投げ込まれる。作業が終わったものは「終わった」へと移動される。

アナログな仕組みだが、一目でどれだけの仕事が今残っていて、今までどれだけが終わったのかが直感的に理解できる。「原価は50円かかっていないのではないか」(取締役の伊藤氏談)と言われるそのシステムが数百万人が利用するサービスを支えている。

「ただ『あしか』だけでは日々の改善はできてもまったく新しいサービスを作り出すのは後回しになってしまう」
そこではてな社が導入したのが合宿制度である。

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