30代で1000万円の差が!「33歳の年収格差」実態レポート
今回は、「33歳、正社員」の年収と生活事情を調査。年収の二極化が叫ばれる昨今、果たしてその格差はどのくらいまで広がっているのだろうか。20代よりもますます広がる格差を明らかになる。
1200万〜150万円まで! ますます広がる33歳の年収格差
33歳ともなってくると、年収格差は顕著に見られるようになってくる。28歳の年収格差と比較してみると、最低年収の額はそんなに変わらないが、高年収の人はその伸び率が大きいことがわかった。
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年収1200万円
人材斡旋会社・システム開発
(既婚・男性・正社員)
仕事編
満足度 80%
悩み 特になし
プライベート編
休日の過ごし方 子どもとどこかへ出かけます。外食は、月に2〜3回程度です。
一回の外出予算 1万円 満足度 50%
お金編
年間のボーナス 400万円 貯蓄額 1500万円
1カ月のお小遣い 10万円 1カ月の住居費 17万円
ローン なし
Q 今の年収はあなたの仕事内容に見合っていますか?
A 本当だと、1000万円くらいかな…。200万円は多く貰っていると思います。
年収1000万円
損害保険会社・企画・マーケティング
(既婚・男性・正社員)
座右の銘
「見ている自分より、見られている自分を知れ」
仕事編
満足度 80%
悩み ネット関連の動きが速すぎて大変です。
プライベート編
休日の過ごし方 家族と過ごします。外食は、月に4〜10回程度です。
一回の外出予算 3万円 満足度 100%
お金編
年間のボーナス 300万円 貯蓄額 500万円
1カ月のお小遣い 30万円 1カ月の住居費 9万円
ローン 住宅ローンが1500万円
Q 今の年収はあなたの仕事内容に見合っていますか?
A 200万円くらいは多く貰っているかもしれません。
年収935万円
金融・営業
(既婚・男性・正社員)
座右の銘
「仕事に対しては常にストイックであれ」
仕事編
満足度 90%
悩み 贅沢な悩みかもしれませんが、周囲に対する自分の発言力が強すぎる感があることです。常に意識していることは、顧客の利益を尊重すること、数字を意識すること、勉強することなどです。
プライベート編
休日の過ごし方 家族と食事や買い物に行くことや、趣味の株式投資の研究をすることです。外食は月に2〜3回です。
一回の外出予算 5000円 満足度 80%
お金編
年間のボーナス 250万円 貯蓄額 700万円
1カ月のお小遣い 4万円 1カ月の住居費 なし
ローン 住宅ローンが残り2600万円
Q 今の年収はあなたの仕事内容に見合っていますか?
A 200万円は多く貰っていると思う。業界の景気が良いことに加え、退職したいと伝えたら、強い引き止めにあい、収入が上がったため。
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職種:
勤務地:
年収例:  ※年収例の設定がない求人は対象外になります
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年収200万円
建設コンサルタント・技術職
(未婚・女性・正社員)
座右の銘
「夢は主婦パチンカー」
仕事編
満足度 50%
悩み 資格はたくさん保持していますが、会社が小規模なため活かす機会もなく、合格証書は紙切れ同様になっています。賃金も低いので、今の状態が続くのなら生きていくのがイヤだと思うこともあります。
プライベート編
休日の過ごし方 土日は講習会やセミナー、勉強会が多いので、それらに参加しています。暇なときはパチンコに行きます。外食は月に2〜3回程度です。
一回のデート予算 5000円 満足度 20%
お金編
年間のボーナス 12万円 貯蓄額 50万円
1カ月のお小遣い 5万円 1カ月の住居費 なし
ローン 車のローンが150万円、
奨学金の返済があと200万円くらい
Q 今の年収はあなたの仕事内容に見合っていますか?
A あと100万円は貰ってもいいと思う
年収200万円
専門学校教師
(既婚・男性・正社員)
座右の銘
「努力」
仕事編
満足度 10%
悩み 現在の職場に就職してから丸12年経ちますが、いまだに年収が200万円。この12年間で1000円しか昇給せず、昨年から経営方針が年数回も変わるという有様です。子どももいるので、将来に不安が募ります。職場の雰囲気も最悪で、人をけなすことしかできない家族(ワンマン)経営には我慢の限界です。
プライベート編
休日の過ごし方 家族と買い物をすることがほとんどです。外食は月に1回程度です。
一回の外出予算 5000円
満足度 1%。両親と同居しており、経済的に面倒を見なくてはならず、自由に使えるお金が少ないからです。
お金編
年間のボーナス 40万円 貯蓄額 80万円
1カ月のお小遣い 1万5000円 1カ月の住居費 2万円
ローン なし
Q 今の年収はあなたの仕事内容に見合っていますか?
A あと200万円は貰ってもいいと思う。仕事内容や責任の大きさのわりに低いと感じるし、同年代の友人と比べても低すぎると思います。
年収230万円
配置薬営業
(未婚・男性・正社員)
座右の銘
「一日一善」
仕事編
満足度 30%
悩み 通勤時間が長い、休みが少ない、ボーナスが出ない、労働時間が1日12〜14時間と長いことです。
プライベート編
休日の過ごし方 家でのんびりしています。外食はほとんどしません。
一回のデート予算 2000円
満足度 5%。同級生はみんな結婚してしまい、一緒に過ごせる友人がいなくなってしまったため。
お金編
年間のボーナス 0円 貯蓄額 100万円
1カ月のお小遣い 2万円 1カ月の住居費 4万円
ローン 車のローンが50万円
Q 今の年収はあなたの仕事内容に見合っていますか?
A あと100万円はほしいです…。
DATA
正社員33歳の平均
年収486.3万円
年間ボーナス86.4万円
貯蓄額380.1万円
1カ月のお小遣い5万5300円
有効回答数 146
調査対象 33歳、正社員として
在職中の方
調査期間 2005年12月16日
〜2006年1月26日
33歳の年収分布
専門家に聞く! 企業が30代に求めるものとは?
「目指す方向」を見定める時期
ある程度経験を積んできた30代は、20代の頃よりも会社からの期待値が格段に上がってくる年代です。今から全く新しい道へ、と考える場合は、給与は上がる可能性が低くなってしまうことも考慮しておきましょう。20代の時には見えていなかった「組織の管理職」を目指すか、専門性に対価が支払われる「現場のエキスパート」を目指すか、または「プロデューサー型のプロジェクトマネージャー」を目指すか。自分自身の方向性を、これまでの経験に基づいて、ひとつに絞っていく時期に来ています。自分はこれで食って行く!という軸を定めたいですね。「もう33歳だから」と言って、いかに給与の高い会社に転職するかを考える方もいらっしゃいますが、いまや70歳までも現役の時代。まだまだ発展途上にあると考えて、さらに自分自身のスキルアップに努めてほしいです。
積んできた経験から、自分の強みを洗い出す
20代のうちにある程度の経験を積んできているのですから、それを自分の武器として、きちんと認識してください。現場のエキスパートが、急にプロジェクトマネージャーを目指すのは難しいものです。33歳までに身につけておきたいのは、ごく狭い範囲での技術や知識ではありません。新規の案件や、予測のつかないトラブルに対応できるだけの仕事の「基礎筋力」です。仕事に対する自分なりの考え方、方法論、成功体験。そういった経験を自分の強みとして認識すること。自信を持って過去の仕事を語れること。それが給与の高い会社へ転職できるかどうか、つまり給与アップに繋がるかどうかの分かれ道です。
豊田 義博氏
株式会社リクルート ワークス研究所 主任研究員 豊田 義博氏
1983年株式会社リクルート入社。『就職ジャーナル』『リクルートブック』『Works』編集長を歴任。現在は研究員として、組織・人材マネジメントの未来形、雇用構造の変化、若年層のキャリアデザイン、教育界の変革などを探索している。
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